製造業で働く方は必見!守るべき髪型・化粧・ネイルのルール

公開日:2023/10/15  最終更新日:2024/04/22

身だしなみ

製造業派遣で働くことが決まったとき、髪型・化粧・ネイルはどこまで自由にできるのか気になったことはないでしょうか。工場で取り扱う商品によっても会社としてのルールが異なり、安全・衛生面から禁止されていることもあります。今回は、製造業で働くときに守るべき髪型・メイク・ネイルのルールについて解説します。

製造業で働く方が知っておくべき髪型のNGポイント

最近は髪型・髪色自由という製造業の求人広告を見ることも多くなりましたが、どこまでが一般的に認められるのでしょうか。ここからは、製造業派遣で工場勤務することになったときの髪型・髪色についてのチェックポイントについて解説していきます。

安全・衛生面の理由からダウンスタイルはNGのケースも多い


工場は接客する機会がほぼないため、ヘアスタイルに細かい決まりがないところが多いようです。ただし、勤務中には髪を束ねて作業帽の中に収めることを規則としている工場が多いです。

理由は、食品工場・精密機器工場などにおいて、抜け毛などの異物混入を防ぐ衛生面の確保からと、髪を下ろしていて機械に巻き込まれるのを防ぐ安全面の確保からです。ですが、勤務中のみきっちりと髪を束ねて作業帽へ入れておけば、休日中は好きなヘアスタイルが可能なので、割り切ることも必要でしょう。

髪色は比較的自由なケースも

一方、髪色においては、細かい決まりごとはない工場がほとんどです。そもそも、髪を束ねて安全面・衛生面をクリアしていれば、髪色はあまり業務に影響しないという理由からです。製造業では、外国人スタッフも在籍していることも多く、髪色を細かく指定するのはあまり現実的ではないといった背景もあります。

たとえ髪色はまったく自由であっても、ビジネスマナーや周囲との調和をとる観点から、面接時や入社間もない頃は、奇抜な髪色は避けることをおすすめします。先輩や同僚の様子をみながら、少しずつ自分らしさを出していくほうが、長い目で見て働きやすくもなるでしょう。

化粧のしすぎには要注意!守るべきメイクのポイント

それでは、製造業の工場で働くときのメイクはどこまでOKなのでしょうか。ほとんどの工場では、ナチュラルメイクであれば細かい規則はありませんが、とくに衛生面の配慮が必要になる一部の工場においては、髪型のときと同じく細かな規則を設けているケースがあります。

マツエク・ラメ入りシャドウなどはNGなケースも

とくに食品工場・半導体など精密機械を扱うクリーンルームなどでは、異物混入の防止を徹底していることから、一切のメイクがNGの工場もあります。一部のメイクが認められている場合でも、まつげエクステ・ラメ入りアイシャドウ・カラーコンタクトは禁止されている工場は多いです。

食品工場で加工中にマツエクが商品に数本入ったまま出荷されてしまい、異物混入という事態になれば、場合によっては企業の経営を続けられなくなるケースもあります。のちのトラブルを避けるため、異物混入の原因になりそうなメイクは避けましょう。

メイク以外にも、ピアス・指輪・時計なども異物混入を避けるため禁止している工場もあります。

ネイルは清潔感が大切!工場で働く方におすすめのネイル

次に、工場で働くときのネイルはどこまで大丈夫なのかの目安と、ネイルOKの工場で気を付けたいことを解説していきます。

ネイルNGの製造業

ネイルが一切禁止されている製造業は、やはり食品・精密機械を扱う工場です。ジェルネイルで施した小さなストーンが製品に混入する恐れや、ネイルしていると爪も長く伸ばしていることが多く、衛生面の管理が必要な職場環境にはそぐわないというのが理由です。

ネイルOKの製造業

製造業の工場でも、ネイルOKの業種は少なくありませんので、どうしてもネイルはしたいということでも、仕事の選択肢に困ることはありません。とはいっても、スカルプや長すぎる爪は作業効率が落ちたり、ストーン・パール・3Dアートを乗せ過ぎると取れる恐れもあります。

食品を扱わない場合でも、異物混入や作業効率が落ちるのを防ぐため、清潔感が感じられる短めに整えられた爪に、ナチュラルなデザイン・カラーのジェルネイルがおすすめです。派遣元や、勤務先の採用担当者にどの程度までのネイルなら大丈夫なのかを聞いておくことも大切です。

まとめ

今回は、製造業の工場で働くときの髪型・メイク・ネイルについてのチェックポイントを解説しました。安全・衛生面の理由から、勤務中においては細かなルールを設けている場合もあります。しかし、勤務が終わればほかの職種よりも比較的外見を自由にアレンジできる場合が多く、まったく好みのメイク・髪型などができる時間がなくなるわけでもありません。また、勤務先の工場が外見上のルールがない場合でも、面接時や勤務して間もない頃は奇抜・目立つ外見を控え、周囲から浮かない範囲内での好きな髪型・メイク・ネイルをする必要も視野に入れておきましょう。また、外見上の規則がどうなっているかを、派遣元や勤務先の詳しい人に尋ねておくと、新しい職場でも早く仕事をしやすい環境を整えられることでしょう。

 

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